パソコンのデータのバックアップ方法のご紹介

ブログ記事「パソコンの買い替え ( https://www.f-ricopy.jp/blog/250128_pc/ ) 」にて、パソコンの買い替え時に行うべきことをご説明させていただいた際、データをバックアップ についてのご相談が多くありました。本記事では、データバックアップするときに、利用できる機器からシステムについてご紹介いたします。
パソコンの買い替え
データのバックアップ方法
現在ご利用中のパソコンから、新しいパソコンへデータ移行をするために、データのバックアップ作業を最初に行います。
データバックアップにはさまざまな方法があり、以下の4つが主流です。
方法 1: 外付けHDD(SSD)を利用する
現在利用中のパソコンに入っているデータ容量より、大きなHDD(SSD)が必要になります。複数の容量の小さいHDD(SSD)を利用してバックアップする方法もありますが、抜き差しが多くなることで時間がかかります。以下の3つの方法より利用ハードルは低くなりますが、バックアップしたHDD(SSD)の管理は大切です。また、HDDにはハードウェア自動暗号化・パスワードロックにも対応しているものがあり、万が一紛失してしまった際も、情報漏えいを防ぐことができます。HDDにはデータ移行アプリが付属しているものがあります。
方法 2: NASを利用する
外付けのHDDを利用でなく、社内ネットワークで共有する NAS を利用し、データの移行をする方法です。NAS が社内にあること、NAS 本体の空き容量がバックアップする容量まであるか確認が必要です。
方法 3: クラウドを利用する
クラウドを契約している場合にクラウドを利用する方法です。インターネット環境が必要なため外付けHDD(SSD)より同じ容量のデータ転送速度が遅いのでデータのバックアップには時間がかかります。クラウドの空き容量が少ない場合は、契約を上げる(月額費用が上がる)ことになります。
方法 4: 直結する方法を利用する
直接パソコン同士を接続して、データを移行します。パソコン・ネットワークの知識が必要となります。
〈 バックアップするデータ 〉
- いろいろなアプリケーションで作成したデータ
ディスクトップやドキュメント内にあるデータ
場合によっては、ダウンロードフォルダのデータ - 画像や動画・音楽のデータ
- メールのアドレス帳やメールデータ
ご利用のメーラーからエクスポートしたデータ - データでバックアップできないログイン情報は印刷する
パソコンが壊れてデータ復旧が可能だとしても、作業費用の出費がかかったり復旧まで日数が必要となり、すぐに復旧できないこともあります。
パソコンが壊れたときに慌てない方法は、必要なデータのバックアップをしておくです。
〈 パソコン破損の一例 〉
- ノートパソコンを落としてしまい、ハードディスクをメカ的に破損させました。データ取り出し作業料 160,000円程度かかり、10日間ほどノートパソコンもデータも使えなくなりました。
- 一体型パソコンが壊れたとき、データ取り出しの見積額は450,000円だったため、データ復旧は行いませんでした。データのバックアップがあればデータ取り出し費用もかからず、パソコンが使えなくなることも、データが破棄することもありませんでした。
オンラインストレージを利用したバックアップ方法、自動でバックアップする方法、外付けHDD(SSD)やNAS利用のバックアップ方法など、さまざまな方法があります。パソコンのデータのバックアップ方法について、お客さまのニーズに合わせたご提案をさせていただきます。
どうぞ、お気軽に福島リコピーへご相談ください。