FAXを送信したはずなのに送られていない
近年、FAXを利用することが随分と減りましたが、FAX送受信のトラブルを一度くらい経験したことがあると思います。 急いでいるのにFAXが送信できない、受信することができないのトラブル事例を紹介します。
トラブル事例 017: FAXを送ろうとしているが送れない
● FAX送信側の原因 1 相手先のFAX番号が間違っている
〈 対応方法 〉 FAX番号を正確な番号にして再送する。基本的にFAX番号を間違えると、FAX送信不能のエラーが出ますが、間違ったFAX番号にリダイアルを何回行いますので、再送を行っている間は他のFAXが送らないこともあります。これもFAX送信がすぐにできない理由になります。また、間違ったFAX番号がたまたまFAXを受信できる番号だった場合、届いてしまいます。送られていた先が間違っている場合もあります。間違い送信は、場合によってはとても問題になります。
● FAX送信側の原因 2 電話線が接続されていない
〈 対応方法 〉 電話線をつなぐ
- 複合機と電話線が繋がっているか? ➔ FAX利用している複合機に電話線が繋がっていなければ、繋ぐ
- 電話対応のルーターと電話線が繋がっているか? ➔ FAX利用している複合機と電話対応のルーターが繋がっていなければ、繋ぐ
- 電話対応のルーターに回線が繋がっているか? ➔ 電話対応のルーターに回線が繋がっていなければ、繋ぐ
● FAX送信側の原因 3 複合機のメモリー容量が足らない
〈 対応方法 〉 FAXを送る時に、送る原稿を複合機がスキャンしますが、過去のスキャンしたデータが複合機のメモリーに保存されていてメモリー容量不足が発生し、送信したい原稿がスキャンできないことで、送信不能になる場合もある。※スキャンしたデータの削除方法は、メーカーによって異なりますので、取り扱い説明書を確認ください。
● FAX送信側の原因 4 複合機のFAX機能や電話対応のルーターにより動作しない
〈 対応方法 〉 操作パネルで「オンフック」を押して、発信音がしない(無音)の場合は、ハードウェアの故障ですので、修理依頼してください。夏は、雷の発生が多い分、落雷による故障も発生します。電源系からの落雷被害と回線系からの落雷被害があり、落雷の直撃でなく、近場の落雷で影響がある場合もあります。また、複合機でコピーはできるけどFAX機能が故障という場合もあります。
〇 FAX受信側の原因 FAX受信する複合機の電源がONになっていない
〈 対応方法 〉 送信側で送信不能のエラーが出たが、FAX番号は間違っていない場合、相手先のFAXの電源が入っていない場合も多いです。節電を考え、待機電力もないようにするために電源を落としておいて、電源ONを忘れている場合です。お電話して、FAXが送れないことを伝えて再送信です。また、FAX受信側でも上記「FAX送信側」の原因2・原因4の可能性もあります。
福島リコピーでは、お客様の小さなトラブルにも対応しております。お気軽にご相談ください。