Zoomミーティングができない
パソコンを利用してインターネットや複合機など使っていると、さまざまなトラブルが発生することがあります。そのようなトラブルの原因や解決方法について、ひと月に1回ほどご紹介しております。会社だけではなくご自宅でのトラブルにも応用できることもありますので、ご参考にしていただけますと幸いです。今回は、Zoom ミーティングに参加できなくなった際の対策を紹介します。
●トラブル事例 004: 参加者の声が聞けない
参加者の声が聞けない、音声が途切れるなどのトラブルがあります。
● 原因 1: 参加者のネットワーク接続が不安定のため不具合が生じている
Wi-Fi接続なら有線LAN接続に変更するなど接続環境を変えていただくか、場合によっては通信制限がかかっていないかを調べる。
● 原因 2: マイクが壊れている / マイクをOffにしている / 古いパソコンでマイクがない
マイクがミュート設定の場合はミュート解除するしてもらう。Zoomの設定でマイク設定が違う場合は設定変更をする。外部マイクを利用する。
● 原因 3: アクセスしたパソコン(スマホ)のスペックの問題
オンライン接続時、別のページをブラウザで開いている場合、不要でしたら閉じます。同時に利用している不要なアプリケーションを終了し、パソコン(スマホ)の負荷を減らします。バーチャル背景は少し負荷が増えるので、バーチャル背景をオフにします。
● 原因 4: スピーカーをオフにしている
パソコンのスピーカーをオンにします。Zoom設定でオーディオ接続をクリックし、利用するスピーカーを選択します。
●トラブル事例 005: 画面に自分の顔が映らずに名前だけ表示される
● 原因 1: 画面の下「ビデオ開始」に、斜めに赤線が入っている
「ビデオ開始」をクリックすれば、ビデオ オン になり自分の顔が表示されます。
● 原因 2: カメラに付箋紙を貼っている、またはシャッターが閉じたまま
付箋紙がある場合は取り除いていただき、シャッターを開けた状態でご利用ください。
● 原因 3: 古いパソコンでカメラがない
Zoomは音声のみでの参加にも対応しているので、カメラなしのパソコンでも利用できますが、カメラが必要な場合は外付けのWebカメラを別途購入して取り付けましょう。
〈 Zoomを利用する際のマナー・注意点 〉
- 表示する名前を変更する。会議等で表示名について指示がある場合は必ず変更する。(運営側が出席者リストを見ながらチエックしている場合は、誰か不明になります)
- 複数の人数でZoom会議をおこなう場合、マイクはミュートでで発言時のみマイクをオンにする(ホストが強制的にミュートにできますが、Zoomログイン後はマイクOffが良いです)
Zoom と Microsoft Teams どっちが使いやすい?
ビデオ会議やコラボレーションツールとして広く使用されていますが、それぞれ異なる用途に適しています。特徴・利点・欠点について解説します。
● Zoom の特徴
- シンプルで使いやすいインターフェース
- ビデオ会議、ウェビナー、画面共有などの機能を提供
- インスタントミーティングの設定が簡単
● Zoom の利点
- インターネット接続が不安定な場合でも、低い帯域幅で動作する
- インタラクティブな機能が豊富。
- プライベートミーティングや大規模なウェビナーに適している
● Zoom の欠点
- セキュリティの問題が報告されていることがある
- 機能の一部は有料プランに制限されている
● Microsoft Teams の特徴
- チャット、ファイル共有、ビデオ会議、タスク管理などの統合ツール
- Office 365とのシームレスな統合
- チームコラボレーションに適している
● Microsoft Teams の利点
- チーム内のコミュニケーションと協力を強化
- ドキュメントの共有と編集が簡単
- カレンダーとの連携がスムーズ
● Microsoft Teams の欠点
- インターフェースが複雑で、初心者には少し学習が必要
- ビデオ会議の品質はZoomよりも劣ることがある
どちらを選ぶかは具体的なニーズと好みによります。ビデオ会議のみを重視する場合は「Zoom」が適しています。チームコラボレーションやドキュメント共有を重視する場合は「Microsoft Teams」が選択肢になります。