ホームページをリニューアルする時期はいつ?
ホームページを開設してから、または前回リニューアルしてから、現在まで、どのくらいの年数が経過していますか。
ホームページは、会社・店舗のイメージを左右します。
以下のように、リニューアルした方がいいかもしれないという思いを抱えている方は、リニューアルするタイミングに来ているかもしれません。
– 「5年くらい前に作ったままで、更新は年に1~2回程度しかしていない、このままでいいのか?」
– 「更新は月に数回しているけれど、じつは使いにくくなってきたし、情報も増えたので整理整頓したいと思っている」
– 「先月、競合する会社がホームページをリニューアルし、見やすくてカッコよくなっていた。自社サイトが古く見えるようになってしまった」
ホームページの耐用年数は3~5年といわれています。集客を目的としたホームページは2~3年周期、ホームページからの集客にこだわっていない場合は5年程度の周期でリニューアルするケースが多いです。ホームページの目的によりますが、ホームページを開設してから、または前回リニューアルしてから3~5年を経過している場合は、ホームページの寿命が尽きている状態です。
「年数は経っているが、リニューアルの必要性を感じない」と思われる方もいらっしゃいますが、制作した当時から年数が経過すると、以下のような課題や問題が発生してきます。現在のホームページが以下のような状態になっている場合は、リニューアルを検討するタイミングがやってきたといえます。
リニューアルの時期を見極めるためのポイントとなる、課題や問題を解説します。
■ 1: セキュリティ対策が十分でなく常時SSL化が未対応のまま
ウェブの技術が進むにつれ過去に制作したプログラムに脆弱性が見つかったり、セキュリティを破られたりする危険が増えます。インターネットの普及とともにサイバー攻撃の手口も年々巧妙化しているため、セキュリティ対策を最新バージョンにしておく必要があります。
とくにSSL(暗号化通信)が未対応のホームページは、セキュリティが危険な状態だとユーザーがわかるよう、ブラウザに「保護されていない通信」などの警告が表示されています。できるだけ早く改善しホームページの常時SSL化をする必要があります。ユーザーの個人情報を守るため、常時SSL化の導入は、もはや必須になっています。
– 参考: https化(常時SSL化)への対応は済んでいますか https://www.f-ricopy.jp/blog/202301https01/
– 参考: https化(常時SSL化)の5つのメリット https://www.f-ricopy.jp/blog/202301https02/
– 参考: https化(常時SSL化) をしないとどうなる? https://www.f-ricopy.jp/blog/202301https03/
■ 2: スマートフォンで閲覧しにくい
ホームページをスマートフォンで表示し、見やすく快適にページ移動ができない場合、リニューアルのタイミングです。パソコンで表示されるホームページのデザインが、そのままスマートフォンの小さい画面で表示されると、縮小されて非常に見づらく、操作もしにくくなり、使い勝手の悪いページになります。
スマートフォンで見やすく操作しやすいように、きちんと表示されないホームページは、見づらいためユーザーの離脱率が高く、閲覧してもらえない可能性が高くなります。ホームページをパソコン、スマートフォン、タブレットなど、ユーザーが閲覧するデバイスに合わせて、画面表示を最適化する「レスポンシブWebデザイン」でリニューアルすることをおすすめします。
■ 3: 知りたい情報が見つけにくい
ホームページ運用を行っていると掲載情報が増えていくことによって、コンテンツの構成が複雑になりがちです。掲載情報が整理されていないと、ユーザーは知りたい情報がどこにあるのか探しにくくなります。結果として迷子になりストレスを感じ、知りたい情報にたどり着けず脱落する可能性が大きくなります。 ホームページにアクセスしてもらっても、快適に閲覧・操作ができなければ、せっかくの機会を逃してしまっているかもしれません。
ユーザーがパソコンやスマートフォン・タブレットで閲覧したとき、それぞれのデバイスで直感的に操作ができて、掲載情報が探しやすい使い勝手のよいホームページにすることが大切です。コンテンツの更新・追加にともない、情報を整理するためのリニューアルも重要です。コンテンツが増えすぎたホームページは、1つのホームページを複数のホームページに分けることで、効果的にリニューアルできます。
■ 4: 更新作業が難しい
ホームページは一度作って終わりではなく更新が必要ですが、作業が難しく更新が滞りがちになったり、制作会社に更新を依頼するため反映までに時間がかかるなど、ホームページの運営がしにくい場合も、更新や管理の方針を見直して、それに合わせたリニューアルが必要です。
更新が難しいなどの理由で、適切なときに情報を新しくできずにホームページ上の情報が古くなると、ユーザーにサイト情報の信憑性を疑われてしまいます。 ホームページの運営がしにくい状態のままにしておくことは大きな問題です。更新や管理の方針を見直して、それに合わせたリニューアルが必要です。
■ 5: デザイン・機能が古くなった
制作してから3~5年を経過しているホームページは、制作した当時はよかったとしても、いま現在では「変ではないけど今っぽくない」「どことなく古く感じる」「ダサい」と感じます。古いデザインのままでは「きちんと対応してくれるだろうか」とユーザーに疑念や不信感を抱かせてしまったり、快適に利用しにくくなりユーザーが離れてしまうこともあります。
あまりにも古いホームページではインターネットブラウザのバージョン更新に対応できず、レイアウトが崩れてしまったり、特定のブラウザに対応できなくなるというように、ブラウザ側の機能が変わることで、ホームページが正常に動かなくなることもあります。古く使い勝手の悪いホームページから受けるイメージは、そのまま企業のイメージ、店舗のイメージとイコールになりますのでリニューアルを検討すべきでしょう。
サイトの開設から年数が経つとリニューアルが必要になります。原則として3年経過したホームページはリニューアルを必要としています。解説しましたポイントに該当するホームページは、ぜひこの機会にリニューアルを検討してみてはいかがでしょうか。ホームページに関するお悩み・ご相談、ご質問やお問い合わせは、ぜひ福島リコピーへお気軽にご連絡くださいますようお願いいたします。