HTML形式のメール

前回のブログで、「HTML形式」は、HTMLコードはインターネット言語の一つで、この形式のメールには画像やプログラムを埋め込めます。
HTML形式はさまざまな表現をすることができるので便利ですが、ウィルス混入の危険性があり・・・と記載しましたが、どんなものがあるのか? を少し紹介します。

「HTML形式」のメールでは、画像や動画の挿入、文字色、文字サイズの変更、ボタンの作成などが可能となる反面、いろいろな仕掛けを組み込むことができます。そのため、セキュリティ上の問題やプライバシーの問題が出てきます。「HTML形式」のメールの本文に、悪意のあるコードを含ませることで、個人情報の盗用や利用中のパソコンへの悪影響を与える場合があります。

10年以上前に、あるポータルサイトに悪意のある画像が埋め込まれていて、閲覧しただけでパソコンが危険な状態になったことがありました。閲覧だけですので、メール本文にある画像でも可能性があります。また、本文中の画像にURLを埋め込むことができますので、簡単にURLを偽装し有害なサイトや偽サイトにアクセスさせることができます。

今でもたまにありますA〇az〇〇とかのフィッシングメールです。あなたのアカウントは停止されましたは、まずは疑うことです。

また、Webビーコンと呼ばれる小さな画像を使うことで、沢山の情報を取得できる技術もあります。「HTML形式」のメールは、とてもわかりやすいメールを作成できますが、前回のブログで記載のことを理解して有効利用ください。