ブラウザの動作が遅い

パソコンを利用してインターネットや複合機など使っていると、さまざまなトラブルが発生することがあります。そのようなトラブルの原因や解決方法について、ひと月に1回ほどご紹介しております。会社だけではなくご自宅でのトラブルにも応用できることもありますので、ご参考にしていただけますと幸いです。今回は、ホームページ閲覧時の動作が遅いときの対策を紹介します。

●トラブル事例 006: いつまで経っても読み込まれない

いままで快適にインターネットを閲覧していたのに、ホームページが「いつまで経っても読み込まれない」「操作が重い」というトラブルがあります。

 

ブラウザの問題

ブラウザが重くなっています。

● 原因 1: タブを開きすぎている

必要なタブ(ホームページ閲覧)だけにしてブラウザの負荷を減らす。

 

● 原因 2: ブラウザが最新版でない

ブラウザのバージョンを最新版に更新する。※お使いのブラウザごとに対応方法が異なります。

 

● 原因 3: ブラウザにキャッシュされたデータが多すぎる

ブラウザのキャッシュをクリアーする。※お使いのブラウザごとに対応方法が異なります。
インターネット検索「お使いのブラウザー名 キャッシュクリアー」で検索するとキャッシュをクリアーできます。
※ブラウザーに設定していたパスワード等が消えてしまうというご不安がある場合は、福島リコピーへご相談ください。

 

上記以外でブラウザの問題かどうかを確認する方法として、違うブラウザで閲覧し問題がない場合はブラウザの問題があります。

〈 そもそも ブラウザって なに? 〉

「ブラウザは何を使ってますか?」なんてお話になったことが経験があると思います。ブラウザという言葉は聞いたことがあるけど、実はよく知らないとかあるかもしれません。ブラウザとは、WEBサイトを閲覧するために使うソフトのことです。

たとえば、新しいWindowsパソコンを持っている方は、標準で入っているマイクロソフト社の「Microsoft Edge」がブラウザです。ほかに「Google Chrome」「Firefox」「Microsoft Edge」「safari」「Opera」「Internet explorer」などがあります。「Internet explorer」は、マイクロソフト社のサポート終了していますので、必要な方以外は利用されていません。必要な方とは、たとえばメーカーの受発注システムが「Internet explorer」のみ対応で、その業務時に利用しているなどです。それ以外で「Internet explorer」を利用している場合は、とても危険な状態(サポートが終了=セキュリティ的にとても良くない)です。
できればご利用中のパソコンにブラウザは3種類くらい入れておくことをおすすめします。過去にブラウザのセキュリティホールが見つかり、そのブラウザで閲覧が高リスク化したことがあります。標準で入っているブラウザのみは、何かあった時に対応が難しくなります。

 

インターネット環境の問題

ネットワーク環境が原因です。回線速度をチェックし、極端に遅い場合は読み込みエラーが発生する場合があります。Wi-fi環境からLANケーブル接続で改善される場合もあります。回線速度を上げる方法をご検討ください。

 

その他の問題

 

● 原因 1: 回線の環境

集合住宅のような場所の場合は、夕方から夜にかけて表示速度が遅くなる場合は、たとえばマンション対応の光回線でインターネット接続が増えて、遅くなる場合があります。アクセス時間を変え方法と契約回線の見直しをする。

 

● 原因 2: 閲覧しているホームページの問題

集中的に高アクセスがあるサイトの場合、サーバー負荷がかかり遅くなる場合があります。ホームページを運営している会社の契約サーバーが低スペックの場合、トラフィックが良くなくアクセス渋滞を起こしている場合もあります。高アクセスになっている場合は、閲覧時間を変えるしかありません。