「IT導入補助金2024」を活用して課題解決につなげましょう
数年前から実施されている「IT導入補助金」。いろいろなところからメール案内をされてるけれど、どんな補助金でどういうものに使えるのか?どう申請すればいいのか?補助金はいくらなの?とご質問をいただいております。「IT導入補助金2024」を説明します。
IT導入補助金とは
中小企業・小規模事業者等の労働生産性の向上を目的として、業務効率化やDX等に向けた ITツール(ソフトウェア、サービス等)の導入を支援する補助金です。
対象となるITツール(ソフトウェア、サービス等)は事前に事務局の審査を受け、補助金HPに公開(登録)されているものとなります。※1
また、相談対応等のサポート費用やクラウドサービス利用料等も補助対象に含まれます。
※1 複数社連携IT導入枠を除きます。
引用元: IT導入補助金2024事務局ホームページ https://it-shien.smrj.go.jp/about/
「ITツール」でできる業務効率化の一例
01: RPAツールを活用することで、ルーチンワークを自動化できます。
02: グループウェアを導入して社内の情報共有を円滑にできます。
03: 顧客管理システムにより顧客満足の向上、売上増を図ります。
04: テレワーク環境の整備により在宅勤務や働き方改革をすすめます。
ミラサポplus 補助金・助成金 中小企業支援サイト|経済産業省 中小企業庁
よくわかるIT導入補助金の「ITツール」 https://mirasapo-plus.go.jp/hint/6014/
補助対象について
IT導入補助金2024 の大きなポイントが「通常枠」「インボイス枠」「セキュリティ対策推進枠」の3本で注目されています。また、複数社連携IT導入枠もあります。
● 1. 通常枠
自社の課題にあったITツールを導入し、業務効率化・売上アップをサポート
中小企業・小規模事業者等のみなさまが自社の課題やニーズに合ったITツールを導入する経費の一部を補助することで、みなさまの業務効率化・売上アップをサポートするものです。
〈 補助対象 〉
– ソフトウェア: ソフトウェア購入費、クラウド利用料(最大2年分)
– 導入関連費(オプション): 機能拡張やデータ連携ツールの導入、セキュリティ対策実施に係る費用
– 導入関連費(役務の提供): 導入コンサルティング、導入設定・マニュアル作成・導入研修、保守サポートに係る費用
引用元: IT導入補助金2024事務局ホームページ https://it-shien.smrj.go.jp/applicant/subsidy/normal/
● 2. インボイス枠(インボイス対応類型)
インボイス制度に対応した会計ソフト、受発注ソフト、決済ソフトを導入し労働生産性の向上をサポート
中小企業・小規模事業者等のみなさまが導入する会計ソフト・受発注ソフト・決済ソフトの経費の一部を補助することで、インボイス制度に対応した企業間取引のデジタル化を推進することを目的としています。
〈 補助対象 〉
– ソフトウェア【必須】: インボイス制度に対応し、「会計」・「受発注」・「決済」の機能を有するソフトウェア
導入関連費(オプション): 機能拡張やデータ連携ツールの導入、セキュリティ対策実施に係る費用
導入関連費(役務の提供): 導入コンサルティング、導入設定・マニュアル作成・導入研修、保守サポートに係る費用
– ハードウェア:PC / タブレット / プリンター / スキャナ / 複合機 / POSレジ / モバイルPOSレジ / 券売機
※ハードウェアを補助対象として申請する場合は、そのハードウェアがソフトウェアの使用に資するものであること。
引用元: IT導入補助金2024事務局ホームページ https://it-shien.smrj.go.jp/applicant/subsidy/digitalbase/
● 3. インボイス枠(電子取引類型)
インボイス制度に対応した受発注システムを商流単位で導入する企業を支援
取引関係における発注者が、インボイス制度対応のITツール(受発注ソフト)を導入し、当該取引関係における受注者である中小企業・小規模事業者等に対して無償でアカウントを供与して利用させる場合に、その導入費用の一部を支援します。
〈 補助対象 〉
– 受発注ソフト:インボイス制度に対応した受発注の機能を有しているものであり、かつ取引関係における発注側の事業者としてITツールを導入する者が、当該取引関係における受注側の事業者に対してアカウントを無償で発行し、利用させることのできる機能を有するクラウド型のソフトウェア クラウド利用料(最大2年分)
引用元: IT導入補助金2024事務局ホームページ https://it-shien.smrj.go.jp/applicant/subsidy/digitalbased_invoice/
● 4. セキュリティ対策推進枠
サイバー攻撃の増加に伴う潜在的なリスクに対処するため、サイバーインシデントに関する様々なリスク低減策を支援
中小企業・小規模事業者等のみなさまがサイバーインシデントにより事業継続困難となる事態を回避するとともに、サイバー攻撃被害が供給制約や価格高騰を潜在的に引き起こすリスクや生産性向上を阻害するリスクを低減するための支援を行います。
〈 補助対象 〉
– ITツールの導入費用及び、サービス利用料(最大2年分): 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が公表する「サイバーセキュリティお助け隊サービスリスト」に掲載されているサービスをメインのITツールとした申請(「サイバーセキュリティお助け隊サービス」単品での申請)を行うことができます。
【サイバーセキュリティお助け隊サービスリスト】 https://www.ipa.go.jp/security/otasuketai-pr/index.html
引用元: IT導入補助金2024事務局ホームページ https://it-shien.smrj.go.jp/applicant/subsidy/security/
● 複数社連携IT導入枠
業務上つながりのある「サプライチェーン」や、特定の商圏で事業を営む「商業集積地」に属する複数の中小企業・小規模事業者等が連携してITツールを導入し、生産性の向上を図る取り組みを支援。
複数の中小企業・小規模事業者が連携してITツール及びハードウェアを導入することにより、地域DXの実現や、生産性の向上を図る取組に対して、複数社へのITツールの導入を支援するとともに、効果的に連携するためのコーディネート費や取組への助言を行う外部専門家に係る謝金等を含めて支援するものです。
引用元: IT導入補助金2024事務局ホームページ https://it-shien.smrj.go.jp/applicant/subsidy/
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