パソコンの入替タイミング
一般的に、企業用パソコンの入替のベストタイミングは「3年」といわれています。企業用パソコンは、1日に8~10時間ほど使用しており、家庭用パソコンに比べてパソコンに対しての負荷が大きく経年劣化が早いです。そのため、3年以降のパソコンは動作が重い(遅い)、データの破損の危険性が増える、普段の業務に影響を与える機会が多くなる可能性があります。
1: パソコンの入替を考えるポイント
● 動作にストレスを感じる
立ち上がりが他のパソコンより遅くストレスを感じる。原因は多々ありますが、パソコンは使い続けるうちに動作が遅くなります。
購入当初から比べると、起動に時間がかかり「パソコンの動きが遅くイライラする」という、ストレスと待ち時間が発生します。
● OSサポート期間が終了している
OSのサポート期間が終了していると、利用できなくなるシステムもあります。代替のパソコンがなければ業務がとまってしまう可能性があります。また、OSのサポート期間が終了しているということは、OSの不具合について保証されずセキュリティリスクも高くなります。
●長年 使い続けている
動作が遅くても使えるから利用している場合もありますが、突然のハードウェアの故障もあります。ハードディスクが破損していまった場合、データ復旧の作業料金が、新品のパソコンより高額になることがあります。データ復旧期間の時間的ロスと、金銭的なロスを考えると、ある程度で入替することをおすすめします。
2: パソコンの寿命が近づいているサイン
壊れていないから、まだ大丈夫」という考えより、今、パソコンが使えなくなったらどうなるか?パソコンに入っているデータが使えなくなったらどうするか?それらを考えて入替を検討するのもよいと考えます。
● サイン 1: 頻繁にフリーズする
原因としてあげられるのは、メモリー不足やハードディスクの寿命が近いサインです。あらたに入れたアプリケーションが原因の場合もありますが、そのアプリケーションをアンインストールして改善しなければ、OSの問題やメモリー不足の問題からの場合が多いです。
● サイン 2: 画面がブルースクリーンになる
ブルースクリーンになる原因はさまざまですが、メモリーの不具合やOSを読み込めない状態が多いです。再起動や対処方法で使えるようになることもありますが、そろそろパソコンの寿命が近づいているサインです。
● サイン 3: 電源が勝手に落ちる
CPUの高負荷、マザーボード(メインの基盤)の不具合、電源ユニットの問題、排熱処理の問題などの原因があります。 ハードウェア的な問題ではなく、ウィルス感染も原因の場合もあります。
3: 推奨するパソコンのスペック
仕事で使うパソコンスペックはどのくらい?また、今の環境に合ったパソコンを使用していますか?
一般の業務向けのパソコンをお勧めするときの基準は下記です。
□ CPU:intel Core i5以上
□ メモリ:最低8GB 推奨16GB
□ ストレージ:SSD 256G以上
□ OS:Win11Pro
上記を基準にパソコンをご紹介します。もちろん、お客さまのご希望のパソコンメーカーにも対応いたします。
CPUって何?メモリはどれくらい?SSDってなに?いろいろなご質問にもお答えします。
他の機能については、福島リコピー担当営業がヒアリングを行い、できる限り希望に沿ったパソコンをご紹介します。
使用する業務内容に適したよりよいパソコンの紹介をするため、使用ソフトや最低限必要な機能などを事前に教えてください。
4: パソコンのセキュリティ
パソコン購入の際は、現状のセキュリティ環境を再度見直してください。
JPCERTコーディネーションセンターは、脆弱性により外部よりアクセスが可能となっている国内組織のIT資産を狙った標的型攻撃の活動が複数確認されているとして注意喚起を行った。
対象製品を利用している場合は、パッチの適用時期に関係なく、侵害されていないか確認するよう求めている。
引用元: 「国内組織狙う標的型攻撃 – 対象製品利用者は侵害有無の確認を」 Security NEXT – 2023/11/16 URL:https://www.security-next.com/151191
引用元の記事やサイバー警察局のWebサイトでも、日々、セキュリティの環境見直しや対策強化を促しています。
福島リコピーは、セキュリティ対策を行えるサービスを扱っています。セキュリティ対策に興味ある方はご相談ください。