なぜ「Ai-Glies」は〈電気料金の削減〉をサポートできるのか
Ai-Glies (アイグリース) とは
Ai-Glies (アイグリース) は、業務用エアコンなど空調の室外機をピンポイントで自動制御することにより、効率的に電気料金の〈基本料金〉と〈使用量料金〉の両方を削減する省エネ・節電システムです。
一般的なオフィスビルの電力消費量の約50%が、空調に関わる電力となります。空調に特化した節電・省エネシステム「Ai-Glies (アイグリース)」は、基本料金および使用量料金の削減に大きく貢献します。
使用電力量を削減することにより、発電時のCO₂削減につながり、SDGsへの取り組みへと繋がります。快適な室内環境を保ちつつ、CO₂削減とや電気料金 ( 基本料金・使用量料金 ) の削減を行います。Ai-Glies (アイグリース) は、季節・時刻・屋外状況など様々な要素に合わせて制御することで、快適な室内環境を実現しつつ、毎月の使用電力である使用量料金の削減を行います。
さらに、導入時の施工面においても従来の有線型に比べ、無線+ソーラー給電を採用しているため、施工費が抑えられ、低価格で導入できます。また、IoTを駆使した細かい空調制御を自動で行うことで、室内空間を快適に保ち、従来のデマンド監視装置からの更新にも適しています。
効率的に電気料金の〈基本料金〉と〈使用量料金〉の両方を削減する
Ai-Gliesを導入すると、業務用エアコンの室外機を季節・気候に合わせた 自動制御で使用量料金を削減し、最大デマンド値を抑えることで基本料金を削減できます。
■ デマンドコントロールで〈基本料金〉を削減
契約電力が高圧の場合、基本料金は当月を含む過去1年間の内、最も電力を使用したピークのわずか30分間の需要電力で決定します。
例:大型連休明けの営業日10:00~10:30の30分間に計測した最大デマンド値が、1年間の基本料金となります。
省エネ・節電システムAi-Glies (アイグリース) を導入すると、最も電力を使用したピークのわずか30分間の最大デマンド値をカットし、使用電力量を平滑化することで基本料金を削減します。高圧契約の中で契約電力500kW未満のお客様は、当月を含む過去1年間の最大デマンドが契約電力となりますので、最大デマンドの抑制が基本料金の低減につながります。
【 契約区分の違い 】
● 高圧:50kW 以上 ( 企業・中小工場など )
● 低圧:50kW 未満 ( 一般家庭・商店など )
■ 節電制御で使用量料金を削減しつつ、快適な室内環境を実現!
季節・気候(外気温度・湿度による不快指数)に合わせ1年中空調設備の出力調整をキメ細かく行い、快適な室内環境を実現するとともに、使用量料金を削減します。
【 季節ごとに自動で設定変更する制御例 】
● 外気がすごく寒い時とすごく暑い時は、制御を弱めて冷暖房をしっかりと動かします。
● 春・秋や夏の早朝、冬の昼過ぎ等の気候が良い時は、制御を強めて節電を強めます。
● 夏は室温が上がりやすい上層階の制御を弱め、冬は室温が下がりやすい下層階の制御を弱めます。
自動制御でキメ細かい制御を実現します。外気の不快指数の変化を監視し、室温が変化する前に8段階の中から最適な条件を判断し、エアコンの節電レベルを自動判別しコントロールします。そのため、使用量料金を削減しつつ、制御時の暑すぎる・寒すぎるなどがない、快適な室内環境を実現します。冷暖房と約3分間の送風を交互に行うことにより、電気使用量が削減され使用量料金の節約につながります。
Ai-Glies (アイグリース) の5つの導入効果・メリット
1:室外機制御でのエアコンの省エネによる電気料金やCO₂の削減
- 業務用エアコン等の室外機に制御器を設置し、気候に合わせて約3分間の送風運転を交えた省エネ運転を行います。 一般的に停止ではなく約3分間の送風を交えると、室温を変化させづらいといわれています。
- 制御器はソーラー給電に対応しているため、配線が不要となり工事費の抑制が可能です。
- 安定した省エネ(電気料金やCO₂の削減)効果が期待できます。
2:季節・気候に合わせたキメ細かい自動制御
- 省エネに加え、外気温と湿度を測ることにより、季節・気候に合わせたキメ細かい制御を行います。
- クラウドでデータを管理(自動制御)することにより、お客様自身のPCから設定変更が可能です。
- CO₂削減量や削減電気量、削減電気料金が把握できます。
3:より大きな削減効果が見込めるピークカット
- 夏冬の最も使用電力の多い時間帯の電力削減を行う「ピークカット機能(デマンドコントロール)」で、基本料金を大幅に削減することが可能となります。
- 空調機器の出力が短時間に集中しないよう、電力量の自動制御を行います。
4:クラウドで電気の見える化と故障検知
デマンドコントロールの状態は、専用クラウドサーバで管理され、ブラウザソフトで監視が可能です。
ブラウザ上で監視することにより、省エネ意識を共有できます。
【 Ai-Glies監視画面について 】
デマンド値、予測デマンド値、外気温から算出された不快指数が表示されます。
また、Ai-Gliesで制御した場合と、しなかった場合を比較したCO₂削減量、削減電気量が閲覧可能です。
デマンド目標に対する進捗状況監視や、節電状況、デマンド推移や実績監視もひと目で確認可能です。
5:ソーラー駆動無線ユニットで工事費を削減
機器間はLoRa無線を使用し、情報取集や制御を実施していますので、機器間の通信線の配線や工事を大幅に削減できます。また、屋外に設置する機器はソーラーパネルを搭載しているので、電源供給が不要となります。無線とソーラーボックスの採用により、工事費用の削減や工事期間の短納期を実現しています。
導入をオススメするお客さま
- オフィスビル
オフィスビルでは日中冷暖房機器が使用されているので、基本料金の削減と、フロアごとの系統別に節電が見込まれます。 - 店舗・娯楽施設
店舗や娯楽施設では、営業中に冷暖房機器が使用されているので、基本料金の削減とエリアごとの系統別に節電が見込まれます。 - 工場・倉庫
工場や倉庫では、24時間冷暖房機器が使用されているので、エリアごとの系統別に節電が見込まれます。 - 病院・介護施設
病院 (入院病棟) や介護施設では、24時間冷暖房機器が使用されているので、大幅な節電効果が見込まれます。 - 学校
各種学校では、始業時一斉に冷暖房機器が動き始めるので、ピークカット制御により基本料金の削減が見込まれます。 - マンション (共有部)
マンションでは共用部のエントランスや廊下で、日中冷暖房機器が使用されているので、基本料金の削減や各階ごとの系統別に節電が見込まれます。
福島リコピーは「Ai-Glies (アイグリース)」をご提案いたします
「Ai-Glies (アイグリース)」 は、多くのお客さまに導入させていただき、電気料金やCO₂の削減に貢献しております。
電気料金の高騰による電気代高騰対策として、空調に特化した節電・省エネシステム「Ai-Glies (アイグリース)」を、ご提案させていただきます。
ご興味をお持ちの方は導入効果を、試算させていただきます。
弊社営業担当へお問い合わせいただけましたら幸いです。お気軽にお問い合わせくださいますようお願いいたします。